映画_マエストロ その音楽と愛と(2023)_ブラッドリー・クーパー監督
https://www.youtube.com/watch?v=_e9eTcviCHI
『ウエスト・サイド物語』の音楽を手がけるなど指揮者・作曲家として世界的に知られたレナード・バーンスタインとフェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタインがともに歩いた生涯を振り返る、大胆かつ情熱的な類まれなる愛の物語。監督:ブラッドリー・クーパー 脚本:ブラッドリー・クーパー、ジョシュ・シンガー(『スポットライト 世紀のスクープ』)プロデューサー:マーティン・スコセッシ、ブラッドリー・クーパー、スティーヴン・スピルバーグ 出演:ブラッドリー・クーパー、キャリー・マリガン 語りどころがなかなかに満載の映画であった
ブラッドリー・クーパー、キャリー・マリガンの演技は素晴らしい
スコセッシ・スピルバーグがプロデューサーで、ブラッドリー・クーパーは監督としてもこのラインを継承していくということなのだろう
監督、ブラッドリー・クーパーは色々うまいし、凝ってるし、ではあるのだが、最初の方の白黒で狭いサイズの画角とか果たして本当に効果があったのかどうか、など疑問はある
バーンスタインがアクの強いオヤジで、裏事情もある程度自分は知った上で見たが、何も知らないと結構謎が残る作品かもしれない
これだけオヤジが好き勝手生きて・・・という作品を淡々と作れるのがブラッドリー・クーパー。(他の監督では無理でしょう)
日本での公開が極めて限定的なのはNetflix作品であればいつものことであるが、映画内のある事情から2023年末時点の日本では極めて扱いづらいよな、、、とは思う。(決して現実の事件と同一視するモノでは無いのだが、その区別ができる人は少ないと思われるので)
どうしてもTARを思いうかベる作品ではあるけれど、自分としてはTARのインパクトの方が何倍も大きかった
「バーンスタインという名前、バーンズに変えれば?」これ、最近見た、アルマゲドン・タイムにもあった。
A work of art does not answer questions, it provokes them; and its essential meaning is in the tension between the contradictory answers.
2023/12/10